iACT International Collaboration Unit 先端医療研究開発機構国際連携ユニット

京都大学

活動内容

海外からの案件リスト

1. 台湾・Show Chwan Health Care Systemとの共同研究・開発

台湾は、国家的に医療データの電子化を進め、それらを用いたAIを用いた自動判定システムの開発を進めています。Show Chwan Health Care Systemも国の補助金を受け、その戦略の一翼を担っています。Show Chwan Health Care Systemは、台湾に拠点を置き、8病院からなる医療サービスグループです。総ベッド数は3600床、外来患者数は年間250万人、入院患者数は年間75000人です。200人のスタッフを有するIT部門はOmniHealth社として独立しています。Show Chwan Health Care System は、過去20年間、約670万件の患者データを有しています。データは、電子カルテ、健康診断記録、看護記録、薬局記録、検査結果、生検画像、及び結果で構成され、全ての病院データが中央データウェアハウスでバックアップされています。これらのデータを用い、OmniHealth社は、AIを用いた自動判定システムを開発しており、京都大学との共同研究を希望されています。

実績:現在、乳腺外科との共同研究が進んでいます。

2. 台湾・China Medical University Hospitalとの共同研究

台湾では、医療保険データが標準化され、一元的に管理されており、そのデータを用い、台湾のChina Medical University Hospitalの許重義教授が率いる臨床試験センターのDry Labチームは、2010年から現在までに1700本以上の論文を出版し、実社会に大きなインパクトを与えつつあり、京都大学との共同研究を希望されています。
A4で1枚の提案書を提出すると解析して頂けます。費用は、1解析あたり、20万円程です。

実績:Nishimura T, Tsai IJ, Yamauchi H, Nakatani E, Fukushima M, Hsu CY. Association of Geomagnetic Disturbances and Suicide Attempts in Taiwan, 1997-2013: A Cross-Sectional Study. Int J Environ Res Public Health. 2020 Feb 12;17(4):1154.